何故クリーンベンチの定期点検が必要なのか
※年に1度クリーンベンチは点検を推奨しています。と言われるのは何故か
•クリーンベンチはサンプルや試薬などを扱う上で、作業環境を一定のクリーン度に保つために欠かせない設備です。クリーンベンチの点検を怠ってしまうと、フィルタの性能の低下や、作業台内部の空気の流れにも影響を与えます。そういったことを未然に防ぐためにも一年ごとのクリーンベンチの点検が推奨されています。
•今回は直流型と言われる機械上部に付いているファンから下方向に流れていくクリーンベンチの点検方法をご紹介していきます。
何の点検をするのか
クリーンベンチの点検とは具体的には何を見ているのか
・クリーンベンチの点検内容はHEPAフィルタのリーク測定・吹出し風速測定・清浄度測定の3点を主に実施します。
HEPAフィルタが、ほこりやごみ・微生物などをしっかりと集塵できているか、フィルタを通した空気が安定して流れているのか、作業領域内の清浄度が設計値通りに担保されているのか、作動時に異音や振動等がないか、正常に動作するかを確認をします。
・クリーンベンチ 点検の手順
①動作確認
・はじめにクリーンベンチが正常に動くかどうかの確認を行います。
②リーク測定
・フィルタに穴が開いていないか、隙間から微粒子や埃などが漏れ出ていないかを確認するため、
光散乱方式パーティクルカウンターを用いて、フィルタの吹出し面を測定します。
③風速測定
・内部を陽圧の状態を維持し外部からの侵入がないことを確認するため、吹出し風速を熱式風速計を用いて測定します。
④清浄度
・設計値通りの清浄度が担保されているかを光散乱方式パーティクルカウンターを用いて測定します。