集塵機法定点検とは
定期点検で事前に
トラブルを防止
集塵機の役割とは
集塵機が空調設備に果たす役割
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Point 01
空気中の粉塵や微粒子の除去
作業環境や工場で発生する有害な粉塵を吸引し、空気を浄化します。
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Point 02
健康被害の防止
粉塵による呼吸器疾患を予防し、作業者の健康を守ります。
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Point 03
機械や設備の保護
粉塵が機械内部に侵入するのを防ぎ、故障や性能低下を防止します。
集塵機法定点検とは
集塵機法定点検とは、労働安全衛生法に基づいて定期的に行う集塵機の安全性や機能を確認するための点検です。
法定点検は通常、年に1回以上の頻度で行われ、点検の結果は記録に残し、万一の事故やトラブルに備えます。 このような点検を怠ると、法令違反となるだけでなく、作業者の安全を脅かす重大なリスクを抱えることになります。 定期的な点検を通じて、集塵機が常に最良の状態で運用されるように保つことが求められます。
主な点検項目には、フィルターの状態、吸引力、排気ガスの有害物質のレベルなどが含まれます。次の項目では点検内容を一部紹介します。
※写真は集塵機のフィルターです
主な点検方法は
以下の3つの主要項目が特に重要視されております。
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フィルターの状態
フィルターが目詰まりしていないか、劣化していないかを確認し、必要であれば交換します。これにより、集塵機が効果的に粉塵を捕集できるようにします。
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吸引力の確認
集塵機が十分な吸引力を維持しているかをチェックします。吸引力が低下している場合、粉塵が適切に除去されず、作業環境の悪化や健康被害の原因となる可能性があります。
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排気の安全性
集塵機から排出される空気中に有害物質が含まれていないかを確認します。排気が基準値を超えている場合、環境や周囲への影響を防ぐための対策が必要です。
点検を怠ると何が起きるのか?
集塵機の点検を怠ると、まずフィルターの目詰まりや劣化が進行し、粉塵を十分に除去できなくなります。これにより、作業環境に有害な粉塵が漂い、作業者の健康に深刻な影響を与えるリスクが高まります。また、吸引力の低下により、機器全体の効率が落ち、設備の故障や生産性の低下を招く可能性があります。さらに、排気中に有害物質が含まれる状態が続くと、周囲の環境汚染や法令違反につながり、企業に対する罰則や社会的信用の失墜を引き起こす可能性があります。
労働安全衛生法に基いて、作業者は点検内容を記録し、これを3年間保管しなければなりません。規定を守らない企業は、最高50万円以下の罰金が科される可能性もあります。
創業50年以上続く英和商工では、集塵機法定点検の実績がいくつもありますので、法令遵守でご対応させていただきます。
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